今年の漢字一文字は・・・

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今年一年を表す漢字一文字!迷うことなくこれ。
“時(とき)!”

今年ほど“時!”を感じた年はなかった。

第12回 世界大会、決戦の年に元旦の日の思いも。決戦直前の思いも。いよいよこの“時!”が来たと何度も何度も思ったものである。ユースジャパン14年の集大成として臨んだ世界大会でもあった。2年前の第6回全世界ウエイト制大会、アスタナで日本選手団は7階級制覇の偉業を達成した。機はまさに熟していた。第12回世界大会の日本選手団、新極真会の代表選手は結成以来初めてユースジャパン選手だけとなった。この時のために、この日のためにユースジャパンを組織が満を持して創った。ユースジャパンで生まれ育った戦士達の手で、いよいよ男女W優勝を成し遂げる日が来た。その時が来たのである。

ユースジャパンの手で伝統継承する時が!

そして、日本選手団は見事男女W優勝を成し遂げた。
決戦直前の9月には台風が来た。それも二回。15号は千葉直撃だった。そんな時に限って、またもや不在だった。8年前の東日本大震災に続き。そんな時に限って色々な事が起こるものである。大会前、急遽田舎に帰ることになった。正直、こう思ったものである。
“こんな時に限って・・・!”…もう田舎に帰る所がなくなった(悲)。
子供の頃大好きだったTV時代劇「水戸黄門」の歌詞にもある。“♪人生楽ありゃ~苦もあるさ~♫”人生楽しい時もあれば、悲しい時もある。苦しい時もある。それが人生である。好きな花は、紫陽花と椿!ふたつとも道場玄関前の花壇に植えてある。いつだったか?花壇の中のゴミ拾いをしていた時に気が付いた。毎年綺麗な花を咲かせていた椿の樹が枯れていた。花も葉っぱもひとつもなかった(悲)。何日も何十日も、いや何ヵ月も・・・それすら気付いてなっかた。出会いがあれば別れもある。時が経てば、何かが起こる。それが世の常である。春が来れば旅立ちもある。今年ほど“時!”を感じた年はなかった。
大会会場で大勝利の瞬間、思い浮かんだ言葉がこれである。孟子の言葉である。

「天時不如地利。 地利不如人和」 (天の時地の利に如かず 地の利人の和に如かず)

ユースジャパン戦士達と共に空手母国の威信に懸けて臨んだ戦い。第10回は塚本と共にユースジャパン1期の将口が優勝した。第11回で同じく1期の島本(雄二)が優勝した。将口は引退して選手団のコーチとなった。島本は二連覇を目指し、男子主将を務めた。前回準優勝の南原が女子主将。過去最強の選手団だと思った。信じてはいたが、今回勝てなければ二度とチャンスはないかもしれないとさえも思った。だからこそ断じて勝つとの強い覚悟で臨んだ。開催国の地の利もあろう。5,000本の日の丸の小旗が会場で揺れる様は圧巻だった。一致団結して戦ったのは選手団だけではない。会場は勿論、日本中がひとつになった。時を同じくしてラグビーワルドカップで日本中が沸き、後押しするかのように日の丸戦士達を応援した。まさにALL  JAPANで臨んだ戦いであった。間違いなく団結の勝利だった。

天の時 地の利 人の和

今年は、(天の)時だった。