ブログ第1弾は九十九里だった

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九十九里片貝海岸、民宿「早船」での2回目となる冬合宿が終わった。ここに来ると不思議と田舎の実家に帰ったような気分になる。優しく人懐っこい女将さんと息子さん。畳の部屋。潮の香り。豪華なホテルじゃない所が一番いい。参加者は少なかったが、色々な面で夏とは一味違う意義ある合宿となった。凄いダイヤの原石も見つけることが出来た。

東日本大震災の影響で総本部主催で行われていた夏合宿が中止となった。翌年から支部単独で夏合宿を行うようになった。合宿専門誌で見つけたのが、九十九里片貝海岸の民宿「早船」だった。それ以来毎年、早船さんにお世話になっている。東日本大震災の翌年からだから、2012年の事である。実は、支部のホームページを開設して「師範ブログ」を始めたのもこの年からだった。一番最初のブログは何だったかなあ?と遡ってみたら・・・盟友藤川監督の話だった。夏合宿も登場する。しかし、8年経って重大な過ちに気付いた。記念すべき1回目のブログを公開していなかった。初めての事だったので、作成したものの操作を完了せず“下書き”のままになっていた。『公開』ボタンを押し忘れていた。

と言うわけで、本邦初公開!幻の師範ブログ第1号がこれである。

         師範ブログ 第1弾「男と男の約束の日!」 2012.06.30

昨年の世界大会二日目、東京体育館南側2階席に白いワイシャツの集団がいた。時折『ニッポン!ニッポン!』と、日本選手団に熱い声援を送っていた。この約100名の集団こそ、日本が世界に誇る国際武道大学サッカー部員達であった。この名門サッカー部を率いるのが、サッカー元日本代表ゴールキーパーの藤川孝幸監督である。 新極真会の大会相談役でもある。藤川監督とは同じS37年生まれで、もう十数年来の友人でもある。昨年の夏、藤川監督より国際武道大学のサッカー部の愛弟子達に、『真の武道の厳しさを教えて欲しい。極真魂を叩き込んで欲しい』と。緑代表を通じて講演と演武の依頼があり、8月10日に実現した。

高卒の自分にとって、ましてや大学の名前に武道が付いており、千葉県民としても以前から興味を持っていた大学でもあった。人生は一度きり、男なら勝負!と演題を付けて自分の今までの「空手人生」を語り、2時間稽古をして型と試割の演武を行った。稽古後の太平洋の大海原を臨みながらの野外バーベキューは格別であった。何よりエネルギッシュな若い大学生にこちらが、パワーを貰ったことを昨日のように記憶している。最高の夏の想い出となっている。

帰り際に藤川監督より「日本選手団の優勝を信じています。10月の世界大会はサッカー部員全員で応援に行きますから。」と約束をしてくれた。藤川さんは国際武道大学サッカー部の監督、いずれはJリーグの監督になる日が来るであろう。自分も今は新極真会日本代表チームの監督をしている。『お互い監督と監督同士、頑張りましょう!』と固い握手をした。自分も「また機会があったらまた国際武道大学に来ます。」と約束をした。

そして、10月23日の決勝の日、藤川監督とサッカー部員は男と男の約束を守り日本選手団の応援に来てくれたのであった。そして日本が奇跡の男女W優勝を成し遂げたのである。

藤川監督から2,3日前に電話があった。「奥村師範、今年も是非武道大学に来て下さい』と。「押忍、喜んで行かせて貰います。」と、かくして2回目の講演&演武稽古会が決定した。お互い多忙な身、二人で日程調整して8月10日と決まった。偶然にも昨年と同じ日となり不思議な感じがした。昨年夏の終わりにサッカー部員全員から講演&演武の御礼の手紙が届いた。こんな嬉しいことはなかった。だから自分も男と男の約束を守り、この夏国際武道大学の門を再びくぐる。指導とかそういうのを越えて彼らと一緒に最高の汗をかいて来ようと思う、世界大会で日本代表選手団が着たあのお揃いの赤いユニフォームは藤川監督のご尽力によりSP用品メーカーのミズノさんの提供で実現したものである。今年は日本代表選手として戦った我が弟子河鰭を連れて行こうと思っている。二人で揃いの日本代表ユニフォームを着て。

8月10日の翌日から、千葉南支部奥村道場の夏合宿を九十九里海岸で行う事になっている。偶然日程が続いたが、藤川監督も吉岡コーチと快く参加を引き受けてくれた。合宿では日本代表強化合宿でも行ったサッカーのフィジカルトレーニングをやってくれる事になった。重ねて嬉しい限りだ。

男と男の約束を守るため、国際武道大学へ行って来ます。

8月10日は『男と男が約束を守る日』かな!