中国からの応援旗

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中国支部長(代理)となって早や7年。啓治(師範)の代わりに年に2回遠征。中国大会や昇級昇段審査会、セミナーを行ってきた。本部道場のある上海をはじめ北京や鄭州などにも行った。これまでに中国支部へ遠征した回数は十数回に上る。啓治からバトンを受け継いでから7年となる。色々な事があった。空手を通じて深めた絆もあった。一方で多くの別れも経験した。日本である事は中国でも起こる。だから喜びも2倍あれば悲しみも2倍あった。一番の喜びは、孫師範代や王令など啓治師範滞在初期の弟子が今も変わらずいることである。そして、新極真会に憧れて移籍入門してくる仲間達の存在である。遠征の度に、“出会いと別れ!”が必ずあった。

大事な中国遠征が続けて2回も中止となってしまった。

昨年9月、遠征直前の大型台風の直撃で自宅道場が被害を受け初めて中止した。北海道大会から帰り変わり果てた自宅と道場の姿を見て、行ってる場合じゃないと遠征断念を孫師範代に告げた。そしてこの3月、世界を襲った新型コロナの感染拡大。2回目の遠征を断念した。

まだ啓治師範が元気な頃、何度目の遠征かは忘れたが啓治師範から「死力達成!」の旗を現地でプレゼントされた。何度か交流試合の時に掲示したり道場で暫く飾っていたが、いつの間にか何処へしまったか何年も分らないままになっていた。何度か捜索を試みたが見つかることはなかった。

休館中の事務所の大掃除でそれが見つかった。これじゃあ見つかる訳がない!と思うような場所で見つかった。

中国から最高の応援旗が届いた。

”死力達成!”は、啓治が中国上海へ渡る時に緑代表から贈られた言葉である。中国支部の常設道場には死力達成の言葉が入った支部旗が必ず掲げられている。千葉南支部といった死力達成の旗が休館中に見つかった。7月には中国支部北京道場の桃太郎達が3度目の出稽古に来るはずだった。九十九里海岸での夏合宿にも参加する予定だったが中止となった。日本だけではない。世界に平和が戻らない限り北京の桃太郎達との再会はない。一日も早い終息をただただ願うばかりである。