Category Archives: 師範ブログ

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雨天決行!

さすがに雨には勝てませんでした。

予定していた「野外稽古&花見」が残念ながら雨のため中止。常設道場を加曾利に出していつの頃からだろうか?近くの平和公園で野外稽古と称して花見をするようになった。古くはデンマーク支部のクリスティーナも参加したことがあった。千葉城に夜桜を見に連れて行ったのは懐かしい思い出である。東日本大震災が起きた年に、いわゆる日本中が自粛ムードで中止にした。それから自分が大会遠征で不在になるのと重なり、ずっと行っていなかったが昨年5年ぶりに再開した。

道場だけではなく、サラリーマン時代も毎年花見をしたものである。と言うか、昔の職場はお堅い職種だっただけに花見に限らずお祭り行事が好きだった。さすが国家公務員なのか?桜が大好きだった。お堅いだけに遊び?単純に皆でお酒飲んで騒ぐのが好きだっただけなのかもしれない(笑)。

実はこれが良かった。空手にも生きた。活きた!お堅い仕事と遊び?のメリハリが良かった。厳しい仕事故に、優秀な職員でさえノイローゼになる人も珍しくない職場だったから。

花見の名所上野公園に始まり、靖国神社、明治神宮。何故だかマリーンスタジアム。千葉公園。千葉城のある猪花公園。色々な場所で職場の花見をした。ここだけの話。花見をしないような職場ははっきり言ってまとまりがない。雰囲気が悪い!国家公務員は転勤族。2、3年に1回は転勤がある。自分が転勤しなくても係の誰かが異動する。40歳の時、仕事を辞めた。空手の道場を開いたらクビになった(笑)。未だに付き合いのある職場の仲間は?よく一緒にお酒を飲んだ仲間である。未だに年賀状をくれる人は?花見じゃないけど一緒にお祭り騒ぎをした仲間である。30年前に自分が世界大会に出場した時、金曜日も、土曜日も、日曜日も、3日間応援に来てくれた直属の係長がいた。自分が25歳で係長が40歳だった。何年経っても未だに付き合いがある。知られていないが、千葉南支部の、奥村道場の相談役である。あの世界大会のノックアウトシーンを撮ってくれた大恩人である(笑)。

サラリーマンだろうが、空手をしようが?所詮は同じ人間である。現役選手だろうが、師範になろうが根本は同じじゃないかと思う。

今思えば、花見の季節だからこそ改めて思い直す事があった。

厳しい稽古があるからこそ結果も出る。単純に喧嘩が強くなりたくて空手を始めた。高い山があれば、登りたいと単純に思った。田舎者の自分は、極真空手に入門することが夢だった。その内、青帯の時に初めて見た全日本大会で、自分も出たいと思った。初めて出場した全日本大会で世界大会に出場したいと本気で思った。もっと頑張れば世界大会に出れるかなとうぬぼれた。本気で稽古した。当時、全日本大会4位になった先輩の就職祝いの席でこう言った。

“今度会う時は負けません!”

まだ入門8カ月の緑帯だった。はっきり言って生意気だった(笑)。今思えば、色々な意味で下地があった。職場でも仕事もお酒・遊びも一生懸命した。極真空手に入門して厳しい稽古の後に師範に色々な社会勉強を教わった。お酒もカラオケも。一番稽古していたから、色々な所に自分が一番連れて行って貰った。

遊びも出来ないヤツが厳しい空手なんか出来ない!と思っている(内緒)。緩める所がないと締めっぱなしでは切れてしまうから。要は、メリハリです。

“道場の中だけで強くならない!”と自分は思う。

こうして千葉南支部の道場訓8ケ条目が生まれた。

『稽古は厳しく その後は楽しく!』

30年前の世界大会日本代表強化合宿。毎日厳しい稽古の後、毎晩大部屋で車座になって朝まで飲んだものです。

道場生の皆さんが花見を楽しみにしてくれる。それが、そういう雰囲気が一番嬉しいです。厳しさの中にも楽しさのある、そんな道場を目指したいと思います。

今日の雨で洗い流せたかな?

と言うことで・・・今日はひとり寂しく花見をしました(笑)。

雨天決行!!

 

日本代表花束

次の世代!

富士での日本代表強化合宿から3週間後、全関東大会が開催された。選手団も半数以上が集結した。色々な事が重なり、今迄とは違った意義深い大会となった。その一つは、3月の強化合宿の直後の開催だったことである。日本代表選手が何人か出場した。そして5月の全日本フルコンタクト大会直前、強化合宿で代表選手と一緒に汗を流した強化指定選手も多数参加した。どちらの選手も大一番の決戦前で大事な大会だった。ズバリ!結果を求められる大会であった。それをしっかり見定めることが自分の仕事でもあった。

自分の弟子も含めて“全関東で勝てずして大阪では勝てない!”と檄を飛ばした。

ずばり見届けたかったのは、昨年11月にユースジャパン強化合宿内で初めてUー19を結成し、その中から選抜した強化指定選手達の戦いぶりを見たかったのである。

一人は、一般女子中量級を難なく制した。一人は女子中学の重量級を制した。彼女は中学2年生だったが、U-19でも抜群の強さだった。その才能に驚き、年齢に関係なく特別に召集した。

男子では軽量級で3位になった選手が群を抜いていた。自分はこの選手の事を今まで知らなかった。ユースジャパン(Uー19)の時にも顔さえ知らなかった。合宿の後のレポートで初めて存在を知った(笑)。ユース合宿で主将・副主将と50名位いるだろうか?(班長)部屋長に合宿反省レポートを最終日までに提出させた。合宿後道場でレポートを読んだ時に、この選手のレポートに目が留まった。感動した。これまでのユースの歴史の中でも一、二を争う位に心に響き渡った。その50名の選手達でさえ、赤ワッペンや学年のトップを占める全国から集められたユース世代の代表でもある。しかし、正直全く感動もしない、心にも響かないレポートもある。数行で終わるものもあれば、感想や意見を求めているにも関わらず「特になし!」も多かった。3日間の強化合宿で良い点も悪い点も本当に無かったのだろうかとさえ残念に思う。本気で書いていないのである。

勿論、レポートに一番、二番を決めるつもりなど毛頭ない。それでその選手の強さが決まる訳でもない。小学校時代にあったような、読書感想文のコンクールでもないから(笑)。ただレポートを見れば、その選手の人物が見えてくるのは事実である。大袈裟に言えば、合宿に臨んだ覚悟が垣間見えるのである。組織や大会にに対する思いなどが滲み出ているのである。この選手のレポートを読んだ時に、1回目のU-22合宿の時の前田優希選手のことを思い出した。組織がどんな思いでU-22を創ったのか?ユース時代から一緒に戦って来た自分や塚本の話を聞いて、夜のミーティング時に泣いた話である。

空手に関しての、自分は感じ方や思い、考え方。いわゆる“空手観!”が大事だと思っている。

こういう男こそ、強化合宿に呼んだら強くなると思った。こういう男が意気に感じて大会で結果を出すに違いないと思った。こういう男が選手団に欲しいと思った。

“感じない選手は伸びない。叩いても響かない選手は成長しない!”と自分は思う。

合宿レポートを読んで呼んだ(笑)。知れば知るほど強かった。実績もあった。全関西で優勝している。勿論一般の部で。勿論、赤ワッペンである。誤解のないように、あくまで大会実績が一番だから!文が上手いだけで合宿呼んだら文学部の合宿になってしまう。読書コンクールでない。結果論ではないが、そういう選手だからこそ実績も出せるのだと思う。

試合は全部見た。主審もした。強かった。日本代表の飯野をあと一歩まで追い込んだ。追加召集の事もあったのだろう。強化合宿の時にあるプレゼントをした。そのプレゼント?の御礼もあったのだろう。表彰式の後、両親と一緒に挨拶に来た。言葉を掛けた。

“5月頑張れよ!日本代表目指せよ!”

挨拶に来たからこそ言葉を掛けることが出来た。写真も撮ることが出来た。縁ってそんなものである。そう言えば、今回は煌祐に会わなかったなあ(笑)。女子中量級で優勝した選手も挨拶に来てくれた。お父さんから合宿や色々な御礼を言われた。

“お陰様で優勝出来ました。監督、写真一緒に撮って下さい。”と。

今回も大会会場で色々な感動のドラマがあった。舞台の上だけではない選手の素顔を知ることが出来た。勝利も含め、そこには必ず家族の支えがあった。素晴らしい出会いがあった。

合宿に呼ばれるか呼ばれないか?選手達にとって大きかろう。心して臨まねばと改めて誓った次第である。

来年は3回目となるU-22強化合宿開催の年である。もう次の戦いは既に始まっている。準備も着々と進んでいる。第12回世界大会に向けて・・・全ては繋がっている。

まだ終わってもいないのに、もう始まってます(笑)!

『いい選手育てたね。川口は大したもんだよ。入賞おめでとう!』

『奥村師範、いつもありがとうございます!
彼は滋賀中央支部の東部地区を担当する中嶋幸作先生のもとで小学生低学年の頃から稽古しています。
私はその頃から彼の試合振りや成長振りを見守ってきました。
試合会場では朝必ず挨拶に来てくれて、試合が終わって帰る際も必ず報告と挨拶に来てくれます。
試合結果のみではなく、そうした姿勢の部分から彼は優れていました。
今後彼は確実にもっともっと強くなり、奥村師範はじめ日本強化委員の方々にお世話になる機会も多くなると思いますので、どうぞ今後ともよろしくお願い致します!』

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サクラ サク!

今年も道場の桜が咲いた。
 引っ越して来た時、あまりに殺風景だったので駐車場に桜の木を植えた。二人の娘は4歳と2歳だった。今春、長女が高校を卒業した。道場開設後に生まれた三女がやっと小学校を卒業した。先は長い!(笑)。

道場開設直後の4月に入門した1期生の翔希が先日行われた全関東大会で初優勝した。苦節15年で掴んだ価値ある大勝利だった。全関東大会で優勝した日は偶然にも4月2日で!翔希の入門記念日だった。
奥村道場の道場桜は小さな木だけど、これからも子供達や道場生達の成長を見守り続けてくれるに違いない。共に育って行くに違いない。
来年はどんな花を咲かしてくれるのだろうか?楽しみである。

“翔希、次は大阪で、そしてALL JAPANの花を咲かせろよ!”

優勝おめでとう!