Category Archives: 師範ブログ

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いざ 出陣!

今日の富士は日本選手団にどんな姿を見せてくれるのだろうか?
目指すは“全階級制覇!”
今から鬼総監督の待つ富士へ行って来ます。押忍

第6回世界W制大会まであと113日!

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龍画の掛け軸!

4年前の3月に弟啓治(師範)から『龍画の掛け軸』が届いた。その年の6月、リトアニアで行われた第5回カラテワールドカップに向けて日本代表選手団のために描いてくれた魂の画だった。
「為 日本代表選手団 金色の文字で“全階級制覇”と書かれ、龍が日の丸を今にも掴もうとしている。そして大きく「武士道」と書かれていた。
啓治も空手普及のため同じ4月に中国へ旅立つ予定だった。そして皮肉にも日本選手団がリトアニアに向けて出発する日に倒れた。
あれから丁度4年が経った。7月にはカザフスタンで第6回世界W制大会が開催される。

そして、いよいよ明日から富士の麓で日本代表強化合宿が行われる。日本代表選手全員が決戦前に集う、最初で最後の強化合宿となる。

目標はただ一つ“全階級制覇!”

いや、5月の全日本フルコンタクト大会にも勝利しなければならない。そのため全国からユースジャパンを中心に強化指定選手を同時に集めた。

だから、目標は“W全階級制覇!”である。

リトアニア遠征以来、海外の大会に行く時はいつも持参した。今回初めて『龍画の掛け軸』を合宿に持って行こうと思っている。

第4回全日本フルコンタクト大会まであと65日!

第6回世界W制大会まであと114日!

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涙、涙の復活宣言!

これほど己に厳しく、弟子にも厳しい師範を見たことがない。これほど我が師を思う師範を見たことがない。毎年4月に全四国大会に招待されて高知に行く。昨年はいつもお世話になっている後援者の方に支部長懇親会の後、移転したばかりの高知本部道場に案内して頂いた。道場に入って驚いた。身体に電流が走ったのを思い出す。感動して暫くの間無言のまま立ち尽くした。

道場正面には大山総裁と緑代表の大パネルの写真額が壁一面に飾られていた。勿論驚いたのは写真の大きさだけではないが。同じ位に飾る人の気持ちの、そのスケールの大きさに感動したのである。大山総裁と緑代表の写真の間には組織から二人揃って受賞した『新極真賞の盾』が飾られていた。しかもその盾の上には『伝統継承!』の書が飾られていたのである。新極真賞はユースジャパン発展の功労で第11回世界大会の年の総本部鏡開きの席上で受賞した。その同じ日、自分が御礼の気持ちを込めて三好副代表に渡した魂の“書初め”であった。それを見て組織を思う心に、そしてこんな自分のことまで、仲間を思う心を知り感動した。

福岡支部師範代として、また中国支部長になってからも数々の海外遠征を経験した啓治が二回目の結婚まで“国際交流!”した時、三好副代表は啓治夫妻を全四国大会に招待して打ち上げパーティーの席で結婚祝いをしてくれた。啓治が中国上海に行ったばかりの頃、奥村が心配だからと真っ先に様子を見がてら陣中見舞いに行ってくれたのも三好副代表だった。

日本代表選手団とユースジャパンを二人三脚で率いて来て10年以上が経った。その中で一度だけ、自分の未熟さ甘さ故に三好副代表から厳しい指導を受けたことがあった。啓治が病に倒れてお見舞いに行った時のことである。色々な諸事情から大阪の全日本W制大会の時に田舎に帰ることにした。土曜日初日の夜に田舎に帰ることを三好副代表に相談した時の事である。

『大会の途中で席を外すことなんて俺には考えられないよ。緑代表を守って、大会を成功させるのが俺達の務めじゃないのか!緑代表は誰が守るんだよ!』

最後は「お前が決めたんだから行って来い」と言われた。自分の甘さ。(監督も含めて)支部長としての無責任さ。自分の考え、行動の甘さ。全てに情けなかった。また恥ずかしかった。大会初日が終わり、懇親会の途中で緑代表や副代表に挨拶をして会場を後にした。大阪発の夜行バスで田舎に向かった。途中一通のメールが来た。つい先ほどまで一緒にいた三好副代表からだった。

『後のことは何も心配するな。気を付けて(お見舞い)行って来いよ!』

泣けて泣けてしようがなかった。自分に厳しい言葉を掛けながらも、大会は大丈夫だから!と。緑代表は俺達がしっかり守るから!と。何も心配するな!と。気遣ってくれる優しさに泣けた。未熟な自分までも守ってくれる心の広さ、度量の大きさに泣けた。

日本代表選手団とユースジャパン。こんな未熟な自分が何とかやってこれたのは緑代表や多くの仲間達のお陰である。その中にあって三好副代表の存在は大きかった。三好副代表という選手強化委員長がおられたからこそ、自分の副委員長が務まった。三好副代表が総監督でおられたからこそ、自分が監督をやってこれたのである。そして二人を心から支えてくれる塚本や石原達コーチ陣の存在が大きかった。

自分は日本代表選手団は世界最強だと思っている。選手が最強!それは無論である。コーチ陣に塚本達世界チャンピオンが名を連ねているから!それも無論である。それは世界一のリーダーである緑代表が率いる新極真会の選手団だからである。世界一厳しく世界一優しい最も信頼される三好副代表が総監督を務めているからである。そしてその選手団が世界一の“絆!”で結ばれているからである。

自分にとっても辛い1か月間だった。いよいよ合宿直前となった。つい先日メールの返信が来た。

『奥村、いつも本当に有り難う。大山総裁伝統の鳥の水炊き食べて、日本代表の選手達に真の伝統継承だね。俺ももう大丈夫だよ!「新極真の三好復活宣言や!」 3日間宜しくね。お手柔らかに()。』

また泣けて泣けてしようがなかった。新極真の三好!に泣けた。自分の名前の前に新極真!組織を付ける所に、組織に命を懸けていることが分かる。誇りを持っているのである。

1カ月前、“奥村、人生って何が起こるか分からんなあ!”と言われた。自分もそう思う。“奥村のあの時の気持ちが分かるよ!”と言われた。何が起こるか分からないのが人生である。そして何が起ころうが。自分の責任は果たさなければならない。自分の使命を全うしなければならない。あの大阪の時の言葉を思い出さずにはいられなかった。

丁度6年前、第10回世界大会の日本代表強化合宿の日、3月11日の東日本大震災が起こった。偶然にもその同じ日に、同じ場所で、同じ日本代表強化合宿が開催される。

“何があろうが日本代表選手団は前に進まなければならない。日本代表選手団は必ず勝つ!”

二人とも相手が鬼だと思っている。二人とも自分の方が仏だと思っている(笑)。今回は鬼に徹して陣頭指揮を執る。何としてでも全階級制覇を成し遂げる。

再び富士へ!富士の麓で鬼総監督が鬼監督を待っている(笑)!

いよいよ日本代表強化合宿まであと二日!